
このウェブサイトでは「投資をすること」と「英語を勉強すること」が自由度が高い生き方につながると推奨しています。
投資と英語、両方勉強になる高橋ダンさんのYoutubeチャンネルの動画を取りあげ、英語解説を毎週日曜に配信。
第4回は、シャープレシオについて!
高橋ダンさんのYoutubeチャンネル
このウェブサイトでは「投資をすること」と「英語を勉強すること」が自由度が高い生き方につながると推奨しています。
でも投資ってどう始めたらいいかわからない…
そんな人には高橋ダンさんの投資Youtubeチャンネルがおすすめ。
ウォール街で培われた投資知識が身につくだけでなく、英語も勉強になる一石二鳥なYoutubeチャンネルの動画の英語解説をしました。

このシリーズの記事では、高橋ダンさんの初心者〜中級者には役立つ、投資に必要な知識や考え方、使えるツールの解説動画の内容を簡単に日本語にまとめたうえで、
その英語動画のなかから日常的によく使うフレーズを5つピックアップし、
意味や例文、類似フレーズ、使い分け方を解説します。(毎週日曜日に配信)
4本目の動画:”Sharp Ratio”
ダンさんが投資を行ううえで、Sharp Ratioについて解説している動画です。
書くと少し小難しいかもしれませんが、動画のポイントとしては以下の通り。
- 投資の際にもつ視点としては、高配当であることよりも、シャープレシオを高めることを意識することが重要
- 高配当に集中投資するよりも、種類の違う投資商品に分散投資した方がシャープレシオが高くなる
- シャープレシオとは、リスクに対してどれだけのリターンがあったかを指標化したもの
- 例えば、株式、国債、金に分散投資したとして、前月の値がプラスで引けたものの投資比率を高め、マイナスで引けた投資商品の投資比率を下げて次の月の投資を迎える。
- この手法を、ポートフォリオのリバランスとローテーションと呼ぶ。
- ローテーションをしながら、定期的にポートフォリオをリバランスすることで、バイアンドホールド(投資商品を買って放っておく)よりもシャープレシオが向上するだけでなく、マーケットクラッシュ時の含み損も減るため、利益を高める機会が多く、損失を出す機会は減る。
- マーケットクラッシュ時に高配当株を持っていてもリスクから救われない。ポートフォリオのリバランスとローテーションがリスクを最小限にとどめてくれる。
- ポートフォリオの小さい比率は短期で勢いのある投資商品に投資したりヘッジをしたりすることで、さらに投資パフォーマンスが最大限にできる。
動画ではより詳細に語られているので、ただポイントを読むよりぐっと分かりやすいはずです。
1. ”Better late than never”1:35~
「やらないよりは、遅いほうがいい」というような意味。
「行動が遅れてしまったとしても、始めることに意義がある」といったように使われます。
自分や周りの人がやっと重い腰を上げてなにかに取り組み始めたとき、ポジティブに捉えるために、
“Better late than never right?”(やらないより、遅れて始めているほうがいいでしょう?)といったような使い方をします。
日本でもよく「もう歳だし、〜ができない」といった悩みをもつ人もいますよね。
そういった時に欧米の人はよく、”Why not try. Better late than never!”(やってみたら?やらないよりは、遅く始めたほうがいいじゃん)とよく答えます。
類似表現としては、”It’s never too late to start”ですかね。
「始めるのに遅すぎることなんてない」という意味です。
この動画では”I just started this English channel about a week ago, because I’m an idiot and I’m late but better late than never, right? So here we are!”
「1週間ほど前に英語チャンネルを始めたばかりで、はいバカで遅いのですが…やらないよりは遅いほうがいいですよね!さあ、始まりました」
といったように使われています。
2. “push this~”1:53~
「推す」ことを意味します。
よく知られているのはもちろん押すなのですが、推薦するというような意味でもpushが使われます。
物事を前に押し進めるといったニュアンスですね。
“I really like your idea. I say you should push this to your boss”
(あなたのアイディアはすごく良いと思う。もっと上司に推してみなよ)
といったふうに受け身ではなく前に物事を進めるように人に勧めたいときに使う表現ですね!
この動画では、”Why people are really pushing this.”(なぜたくさんの人がこの(投資手法を推すのか)といったように使われています。
3. “know what A be動詞 talking about”
「〜についてよく分かっている」という意味です。
場合によっては、「自分にしっかりと軸がある」といった意味合いになることもありますが、前者の意味のほうがよく使われていると思います。
仕事で”You should listen to what he’s saying more. He really knows what he is talking about”
(彼の言うことをもっと聞いたらいいよ。(そのことについて)よく分かっていると思う。(専門的な知識がある)
逆にロジックがずれていたり、コロコロ意見が変わる人に”He doesn’t know what he is talking about.”(彼は自分で自分がなにを言っているのか分かっていない)といったような表現をすることが多いです。
“I thought it was my obligation and duty, as well I would say somebody from Wall Street I know what I am talking about in terms of finance, I’ll tell you why I disagree.”
4. “What the heck~?”
要するに”What is~”と同じで、「〜ってなに?」という意味。
the heckが入ることによって、感情が籠りますし、よく使われます。
ドラマや映画でもよく出てくるのではないでしょうか。
heckのかわりにswear wordと言われるよくない英語表現を入れて使う人も多いので、英語圏に行くと、よく聞くと思います。
“What the heck is going on with today’s weather?!”(今日の天気はいったいどうなっているんだ?!)
“What the heck?!”(えっ!?!?)
といった具合に使います。
この動画では”You might be wondering, ‘What the heck is a sharp ratio?'”
(もしかしたら、「シャープレシオってなに…?!」と思っているかもしれません)といった使い方をしています。
5. “fall into”12:05~
「陥る」といった意味。
仕掛けにハマってしまったり、悪い結果に繋がってしまうといったニュアンス。
“I fell into a bad drinking habit.” (悪いお酒の飲み癖がついてしまって…)
“Don’t fall into a trap of bad guys trying to take your money”(あなたのお金をとろうとしている悪い人たちの罠にハマってはだめ)
など、悪い意味としてよく使われています。
この動画では、”That’s the trap that I don’t want everyone to fall into.”
(それが私がみなさんにハマって欲しくない、投資の罠です)といった風に使われています。
この動画のヘディングにもこの表現が使われていますね!
次回は!長期投資向けのオススメETFの動画を取りあげます
気づき始めている人もいるかと思いますが、紹介したフレーズが動画の他の部分でも登場したり、
今まで取りあげた4つの動画でも、
英語もよく使われる表現にはパターンがあり、よく使われるのほど優先的に勉強してマスターしてしまうだけで効率よく英語力を上達させていけます。
週1だけでも、継続こそ力なり。
引き続き英語・投資力を伸ばし、世界を拡げましょう☺️