このウェブサイトは自分らしく、好きなことや得意なことを仕事にしながらストレスフリーな人生を送るサポートをすることを目的にしています。

前回はステップ3の前編「自分らしく生きるためのステップ3:投資を始める」をテーマに見ていきました。
今日は後編の行動ステップ、「できれば起業・開業する」を見ていきます。
起業について!
起業について憧れる人もいるのではないでしょうか。
会った人が経営者だったら、「かっこいい!」と思う人もいると思いますし、自分も実際にそう言われることがあります。
でも経営者になるハードルは拍子抜けするほど低いです。
税務署にA4サイズの紙2枚の届け書を提出するだけであなたは個人事業主・経営者になります(笑)
30分もあれば2枚ともかけます。あとは税務署に提出するだけで晴れて経営者です!

まずは個人事業の開業
この簡単さが、僕が起業したほうがいいと思う大きな理由のひとつです。
リスクがゼロに近い。
起業をする以上、利益を出して事業を成長させていくことが基本的には目的ではあります。
でもそれまでに数年かかっても大丈夫なんです。
数年後に利益を出すためにゆるく事業を始めて置いておくことで、メリットがすごくあります。
「今時間がない」「お金がない」「大変そう」と思うかもしれませんが、実はそんなことないです。
ここで今やるかどうかがあなたの将来を大きく左右します!

最大のメリットは税金が大幅に減る!
起業する最大のメリットは税金を減らせることです。
雇用されている人は所得税が源泉徴収されますよね。前年の所得に応じて住民税、社会保険もたくさん払っているでしょう。
でも起業をしておいて、事業を伸ばす準備をして経費を落とし、赤字なら自分の会社員の給与と合算して確定申告をすることで、最大所得税が全額戻ります。
所得が低ければ、翌年の住民税や社会保険も減ります。
これは実はすごく大きいです!
浮いたお金を再投資!
僕がライター時代、年間25万円ほどの所得税が源泉徴収されました。
紆余曲折あり急遽フリーランスを選ぶ形になり、慌てて開業し、個人事業主のことを調べながら確定申告を終えたら、25万円の所得税が全額返ってきました。
開業していなかったら、この25万円はほとんど返ってきていません。
僕はフランスにも拠点をもちたいと思っているのでこの25万円でフランスの視察に行きました。
こうして返ってきたお金を、さらに自己投資や事業の設備投資にまわす。それは経費として落ちる。
というループを繰り返して、何年かかけて金銭的にも時間的にも豊かになってきています。

目指すは年収1000万!はちょっと勘違い
金持ち父さん貧乏父さんでも「会社員ではお金持ちにはなれず、自分の事業を起こして余剰金を投資にまわすことが豊かさをつくる」と書かれています。
あなたが年収1000万の人を目の前にしたら「すごい!お金持ち!」と思いますよね。
確かに1000万の給与を得れるということは、なにか専門的なスキルがあるからです。
それは素敵なことです!
でもその人はもし会社員であるだけなら、たくさんの税金を引かれているので、想像よりはお金持ちではない可能性があります。
年収1000万超えているのに、貯金がないという人がニュースでクローズアップされることがありますよね。
でも年収300万の事業主が、実は年収1000万のサラリーマンより豊かに暮らしている可能性はかなり高い確率であります。
このことについて、ぜひ知って欲しいと思っています。
節税の工夫はおもしろい
節税の努力をするのはすごく大切です。
僕は事業を無理なく継続するために、固定費は極力下げ、自分の生活費が落ちる工夫をしました。
僕の節税の考え方は、「どうやって普段出て行ってしまうお金が経費になるかを考える」です。

そこで行き着いたのが、「好きなことを仕事にする」でした。
僕は料理も食べるのも大好きです。旅も本を読むのも好きです。
家計簿をつけていたのですが、食費と旅費は他の人よりもかなりかけてしまっていると思います。
でも「料理や食べることが仕事になり、旅行することが仕事になる事業をもつ」ことにしました。
訪日観光客に日本のPRをするメディアを立ち上げ、日本各地を旅しながら配信しています。

美味しい店のレビューを英語で配信し、また日本のおいしい店のPRサポートをすることで、食事や料理をすることも経費になりました。
PRしてほしいと食品やクーポン券が届くようになり、それで食べることが仕事になったので自分の食費は大幅に落ち、生活費が浮くようになりました。
自分の趣味代が経費として落ちて、翌年の税金が下がる仕組みを考える大切に気付けました。
この気付きがあるおかげで、無理なく好きなことを仕事にできています。
脱税は絶対だめです。
一方で、脱税は違法です。
しっかり申告すべきことを申告しないで税金逃れするのは罪です。
会計ソフトを活用し、分からないことがあれば人にも相談しましょう。
僕は分からないことがあればなるべく税務署が忙しくなさそうな時期にどんどん質問しています。
会計士や税理士に聞くとお金がかかりますが、税務署はタダですので…(笑)
こういうコスト感覚はすごく大切にしています。
一通り調べたうえで分からない分には、税務署の方に「正しく申告したいので教えていただきたいのですが…」と話を聞くとすごく親切に教えてくれます。
これらの手続きは緊張もしますし、慣れるまではストレスもかかりますよね。
でも大丈夫!これを乗り越える労力対効果の高さは、保証します!
自分の事業を成長させて、社会に還元しよう
ソフトバンクは節税対策がすごく上手な会社の代表格です。
それを「許せない!」と怒る人がいるのですが、それは筋違いです。
ルールは官僚、つまり政治家が作ります。
そのルールをしっかり理解し、自分が稼いだお金は自分で守る努力を怠ってはいけません。
たくさん稼いで、たくさん税金を払って、社会に貢献する」と言う経営者さんにも何度も会ったことがありますが、そのお金は政治家の懐の肥しに使われているケースも多々ありますよね?
それをニュースでみてうんざりしている人もいるでしょう。
なので、自分が稼いだお金は自分に残し、もっと社会に価値を還元できるよう自己投資や設備投資にまわしましょう。
そう考えたほうが、日本の底上げにつながると思います。

次回は
今まで「好きなことを仕事にするための最短ルートを走るため」にどんなアクションを取ればいいかを紹介しました。
そのあとはひたすら勉強と行動を続けるのみです。
次回はどんなことを勉強すればいいのか、具体的に紹介します!