自殺したいと思った人に伝えたいこと

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景気が後退すると自殺者が増えるそうです。

芸能界でも自殺者が増えてしまい、なんとも悲しい出来事が続いています。

自殺しそうになった筆者が、自分がどう克服したかについて書きました。

自殺願望があったことがあります

自分も自殺願望が生じて、当時の彼女や職場に多大なる心配と迷惑をかけたことがあります。

どちらかと言うと、自殺願望はずっとあるというよりは衝動的にくるし、昼より夜のほうが確率が高いと思います。

夜は脳が疲れていますし、あまり正常な思考ができません。

そんな時に、「死んだら楽かも」とすっと選んでしまうのかもしれません。

適当に選んだマンションの屋上に登り、警察も呼んで必死に探してくれていた彼女の電話やラインがきてくれたから、

一生彼氏が自殺したという現実をなにも悪くない彼女につきつけるのは違うと思えた。

でもその時彼女が近くにいなかったら?仕事で忙しかったら?

この世に今いたかは正直わかりません。

誰にでも自分が思っているよりはるかに自分のことを大事に思ってくれている人は必ずいます。

仲の悪い家族でも、死んでしまったら潜在的なショックは受けると思います。

だから自分のためというより、「世の中のために生きよう」と思ってもらえたらいいなと思っています。

日本人とアメリカ人の中間という難しさ

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人それぞれ自殺につながるまでの未病のような悩みは違いますが、

自分の話をすると価値観の違いでしょうか。

日本人として生まれながら、アメリカ育ち。

繊細さがある日本人とドストレートなアメリカ人の両方をもっていると自分でも感じます。

今では北海道でそんなに人と付き合わずにすむようになって悩まなくなってきましたが、

人だらけの東京ではなにかと人間関係が生じます。

そんな時に、「ああでもないこうでもない」と批評してくる人や、

自分の価値観を押し付けてくるひと、

どうしようもなく合わない人はやはりいます。

「社会人なんだからうまく付き合っていかなきゃ」という固定観念に押し潰されそうになったことはよくありました。

周囲の期待と自分の理想

中3から日本に住むようになったくらいから、英語ができるだけでなく、グローバルに仕事をしていた父やアメリカの教育を受けた価値観の異才さから、

学校の先生や家族、親戚からはずいぶんと期待されていました。

でも周囲の期待と自分がどうなりたいかのギャップは凄まじく広い時があります。

僕の場合もそうで、自分のしたいことと周りが勧めてくることのギャップに惑わされてメンタルが壊れているのを見てがっかりした親に、

「お前の将来については諦める」といったようなことを言われたこともあります。

複雑な家庭環境が精神的なもろさにつながるらしい

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僕は両親が離婚していますし、良い影響もたくさん得られた反面、

父には悩まされることがよくありました。

メンタルが弱っているときに手を差し伸べてくれた恩師によれば、

メンタルがあまり強くない人は家庭環境に問題があることが多いそうです。

「確かにそうかも?」と思います。

Self comapssionと言われる、「あるがままの自分を受け入れて愛する」ことができている人は、

だいたい親の関係が良好です。

良好というと行き過ぎかもしれませんが、「互いに折り合いと尊重を忘れずに長年付き合えているか」という方がいいかもしれません。

でも大きく挫折したときに、「自分は大丈夫、進める」と感じられるかは、

無関係のようで、すごく重要な気がしています。

自分が克服した方法

自分が回復をして立ち直れたのには、世間のイメージと少し違う面もあります。

対処法は画一的ではなく、自分なりの方法を見つけるほうがいいのと、

人がどう思うかより自分がどういう修正方法ならできそうかを第一に考えるほうが良いと思います。

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とにかくいったん休む

第一ステップとしては休むことではないでしょうか。

旅行するために楽しみにとっておいた有給休暇があっという間にうつ休暇に消えたことがあります。

でもとにかくいったん休んで、2〜3日しっかり寝ても気分が落ち込んだり、気力が湧いてこないなら、長期的に休む検討も必要になってくると思います。

言い換えれば逃げる

時には逃げることも大事です。

僕は悩みが人間関係であることが多かったので、

元気が全然なくても気にしないでくれる、海外の明るい友人の家に泊めてもらって休んでいました。

自分に効いたのは長時間睡眠

僕は平気で1週間毎日20時間ほど寝ていたことがあります。

連絡も返しませんし、実家に帰っても部屋にこもってぶっ通しで寝るので、

「あいつ、部屋で死んでるんじゃないか?」と思われていたくらいです。

寝過ぎはよくないと言われることもありますが、

眠れなくなる人もいれば、いつまでも眠くなってしまう人もいます。

とにかくはじめは自分の欲求を満たしましょう。

薬の服用も考える

僕は母の影響もあり、薬はすごく嫌いです。

原因を取り除くのが大事で、ただ対処療法で症状を叩いても結局は治らないと思っています。

でも受診をして、信頼できる先生と一定期間話す時間や機会を設けることで多少よくなってきますし、

少し時間差にはなりますが、薬も効いてきます。

少し動けるようになってくるので、散歩から始めて、少しずつ料理をしたり本を読んだり、

できることを増やしていくイメージです。

回復してきたら信頼している人とだけ徐々に関わる

「やっぱり1人で過ごすのはよくない」のはそうなのだと思います。

僕は基本的には明るいですが、鬱っぽくなると正反対になって誰とも話したくなくなります。

自分がどんな状況であろうといつもと変わらない接し方をしてくれる、信頼できる人がいるなら少しずつ会話するといいと思います。

また、いなかったり、近しい人だからこそ頼れないと思ってしまう場合は、

役所の窓口に行ってみると思います。

恥ずかしい気持ちや情けないといった気持ちが働くかもしれませんが、

行ってみると優しい人たちが多く、うつっぽくなっていることに対してなんのマイナスイメージももっていません。

現代では精神的に病む人はたくさんいます。

その人たちと日常的に接している人を頼るのは、

良い結果につながると思います。

無理は絶対にしない

一方で無理は禁物です。

とりあえずやってみることは大事だと思いますが、

症状があったり、ぐったり疲れてしまったりと、

調子わるいなーと思うなら、無理はしないほうがいいです。

周りに迷惑がかかるという気持ちは捨てて、

正常な状態に戻すことを考えたほうがいいと思います。

パフォーマンスがフルに戻った状態なら、

無理して仕事したり人と関わっているよりも短い時間で質も高く結果が出せるので、

気負いしてしまうのは実は誰のためにもならないという考え方ももったら良いと思います。

人生の夏休みと思ったらいい

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しっかり休めば必ずよくなってきます。

また、ばりばり働いて、たくさん笑える日を来させることもできます。

少し前に飲み屋で一緒になった人が、

「社会人になってからの人生は基本曇りだった。でもたまに晴れるんだよなあ」

毎日晴れていたら、晴れのありがたみも薄れてくるものです。

ほぼ毎日晴れているサンフランシスコの南部で育った僕が保証します。

曇りや雨があるから、晴れの日が爽快なんです。

曇りや雨に備えた防寒具や傘のようなものを用意しつつ、

「雨が降るなら家を出ない」ことを叶える方法を考えるのも、

おもしろいものですよ。

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