無意識にシャドーイングをしていたのが僕が英語を習得できた理由です

英語の上達には欠かせない勉強法「シャドーイング」ーーー。

日本の学校ではあまりしない勉強法で、「本当にこれで英語の勉強になるの?」と考えている人も多いのでは。

今回はなぜシャドーイングが英語の勉強になるか、筆者の経験を交えながら解説しました。

TOEIC満点、スイス系銀行で通訳

まず簡単に僕の英語力はどうなのか…を話しておいたほうがいいと思います。

僕は生まれてから8歳までは日本、8歳〜15歳までをアメリカで過ごした帰国子女です。

当然「目の前の人が言っている英語が一言も分からん」という状態からネイティブ並に英語を話せるようになりました。

大学は立命館大学の国際関係学部を出て、在学中に入っていたインバウンド向けボランティア案内サークルで知り合った観光客の方に声をかけてもらい、シンガポールの銀行でインターンをしました。

その人から仕事のオファーをもらい、シンガポールの銀行のUOB銀行からスイス系のUBS銀行にヘッドハントされた時も僕を推薦してくれ、僕は彼の通訳として働いていました。

Super Trees At Gardens By The Bay
オープニングイベントに出席する筆者(右から2番目)

シンガポールでもっとも有名な建物であろうマリーナベイサンズやスーパーツリーのオープンにも連れていってもらい、「オープニングセレモニーに来れている日本人はおまえだけじゃないか?!自慢しろ!!」とよく言われたくらいで、

たくさんの著名人と仕事をする機会を与えてもらいました。

とてもラッキーな巡り合わせで、すごくたくさんの貴重な体験ができました。

僕がなんで大学生で実力もないのに声をかけてもらえたのかーーー。

それは日本をよく知っている+海外もよく知っていることと、ボランティア精神。

だと自分なりに思うのですが、

英語がネイティブに近いことはすごく大きいと思います。

今日はその英語力をどう培ったのかの話をしようと思います。

無意識にシャドーイングをしていた幼少期

8歳、小2の夏休みにアメリカに引っ越して、僕の生活は激変しました。

夏休み後から通い始めた現地の学校の1日目は一生忘れません。

先生に言われたことが一言も理解できなかったんです。

斜め後ろの席に、(僕の親友の一人になる日本人の男の子)が通訳してくれなかったらどうなってたんだ…

引越し前はいじめっこだった僕は、あっという間におとなしくなりました(笑)

英語の世界にいきなり飛び込んで苦労が続く数年を過ごし、相当日本に対するホームシックは強かったです。

唯一、日本を感じられるのが17:00〜”Cartoon Network”というアニメを集めたチャンネルでドラゴンボールとガンダムが放映される時でした。

これが無意識に僕にシャドーイングをさせました。

ドラゴンボールが僕に英語を教えてくれた

特にドラゴンボールは日本でも全エピソード観ていたので、各エピソードの内容をすでに知っています。

父が家族の勉強のためにと字幕機をテレビに設置していたので、ドラゴンボールの英語のエピソードを英語字幕で追って観ていました。

kelvinfried chicken

「あーここのシーンって英語ではこう言うんだ」というのを繰り返し、聞こえてくる英語と字幕を照らし合わせることで、スペリングの上達もしました。

学校ではスペリングテストでは満点ばかりで、現地の人よりよっぽど成績がよかったのを父も喜んでいました。

シャドーイングは「聞こえてくる英語をぶつぶつと声に出して追う」勉強方法ですが、

基本僕はぶつぶつ声に出すことはしていませんでした。

でも実際によく聞き、意味を理解し、字幕をただひたすら追うだけで確実に英語が聞けるようになりました。

今ではドラゴンボールを使って英語を勉強しよう!というYoutubeチャンネルもあるようです。

Learn English With TV Series

僕の場合現地校という練習場所があったのは大きいですよね!

はじめはまったくちんぷんかんぷんだった英語も、「あれ?今のフレーズドラゴンボールで出てきたのと似てるな」「こういうことを言ってるのかな」

のような瞬間が重なり、あとは持ち前の運動神経のよさでスポーツを友達としながら確実に英語力がついてきました。

僕がいつの間にか英語を問題なく話せるようになっていたのは、2年後の5年生の時です。

効果が出るのには時間がかかる

英語ができるようになる一番良い方法は、「英語を使わないと生きていけない環境に身をおくこと」です。

でも日本は当然日本語が公用語ですし、英語がないと生きていけない環境ではないですよね。

なので、残念ながら意識的にそういう状況を作らないといけません。

でもおもしろくないことはなかなか長続きしません。

だから、僕がドラゴンボールなら英語でわかんなくても観たい!と思ったように、

興味がある動画を活用してシャドーイングを行うのがベストです。

ワンピース?フルハウス?なんでもいいです。

現代ならYoutubeがあり、字幕機などなくても勝手に字幕がでてきますよね。

聞き取れなかったら動画の再生速度を調整できますし、逆に速めることもできます。

シャドーイングがしやすい環境がばっちり整っていますね!

例えばこれ。

Vinsmoke Gaming

僕はサンフランシスコで育ったのですが、日本でそれを言うとフルハウス!!と言われました。

僕は日本が恋しすぎて日本から送ってもらった日本のアニメやドラマばかり観ていたので、「フルハウスってなに?」という感じだったのですが…笑

これもアニメよりは難易度が上がりますが、英語の勉強になるとともにアメリカの文化的なこともインプットできていいですね!

Franciose18_xoxo

自分が普通に観ていてもおもしろい」と思えるものがおすすめです。

難しいものを無理してこなすより、簡単でもおもしろいものを継続する

子供になった気分で取り組んでみましょう。

子供じゃないと英語の学習は難しい?

「よく大人になってから英語を学ぶのは難しい」と言う人がいますが、そんなことはありません。

確かに自然に英語を身に着けるということに関しては子供のほうが断然有利でしょう。

理屈っぽくなく、とりあえず言われたことをやらざるを得ませんし、余計な感情がなく、非効率なこともこなせます。

大人になってから、「あっぽーー」(Appleの発音)はいもう一回!「あっぽーー」とか馬鹿馬鹿しくてできない人も少なくないのではと思います。

「こんなことしてていつになったら英語が活用できるようになるんだ…」と考えがちですよね…

でも大人には大人なりの勉強への向き合い方があります。

それは理屈や法則性を探ることです。

英語にも少なからずパターンが存在します。

例えば、PrefixやSuffixと呼ばれる語源を活かした単語の覚え方。Prefixは単語の前半部分についている漢字でいう部首みたいなもの。

Suffixは単語の後半部分につく接尾語です。

Prefixの例:Prepaid=Pre=前にPaid=払ってある

プリペイドカードは前払いしてあるカード。

Suffixの例:Capable= Cape + able(できる)

Capeにはとくにこの場合の意味はないですが、ableからなにかができるって意味だなと推測できます。

Capableは〜できるや〜する能力があるという意味です。

英単語をPass単などで片っ端から覚えていくより、語源で体系的に捉えたら単語力は飛躍します。

(英語を教えていたとき、生徒にはこの本をよく勧めていました)

ルールやパターンを探して学習を進めるのは小さい子供には難しいですが、大人には比較的簡単な作業で、こういったパターンやルールを探しながら英語を勉強すれば、相当な近道になります。

大人は大人なりの英語学習の攻略法があるってことですね!

大人になってからでも英語はペラペラになれる

僕が英語ペラペラなのに対し、「そりゃ海外いればね〜」という声も聞こえてきそうですし、実際7年も海外に出てれば喋れて当然かもしれません。

でも実際海外に20年住んでいても、思うように英語が話せない人もいます。

逆に社会人になってから英語をペラペラになった人もいます。

その人次第ってことですね!

大人になってから英語を話せるようになった知り合いは何人もいますが、そのうち2人、簡単に紹介させてください。

英語力ゼロの音楽家志望者→通訳の道へ

立命館大学の先輩です。といっても同期ですが、年は10個ほど上のはずです。

彼はもともと音楽家になりたかったようです。

その仕事の一環で有名な音楽家のお世話をするのに英語が必要になり、ゼロから英語学習にのめり込み、立命館大学に入学したそうです。

立命館大学では英語のテストを行い、成績上位順にクラスが振り分けられます。

彼は英語力トップでした。2位はイギリス帰りの帰国子女。3位〜上位はやはりほとんど帰国子女でした。

英語学習の話にたまたまなったとき、「どうやって英語勉強したんですか?」

と聞いたら、「とにかく英語で音楽関係のニュースやインタビューをシャドーイングしまくった」と言っていました。

Selena Gomez Youtube Channel

日本でしか勉強したことない人が英語の成績トップで、今彼はシンガポールで記者・ライターをしています。

英語のニュースを聞いてたら英語ペラペラになったおばちゃん

その先輩が英語ができるのは彼が頭脳明晰だからと思うかもしれません。

ではこれはどうですか。

僕がメキシコに留学していた時のホストマザーのおばちゃんです(笑)

その人も英語がペラペラで、若年層のエリート校に通っていない限り英語を流暢に話す人は稀なメキシコで僕はすごくびっくりしました。

「なんでこんなに英語を話せるの?」と聞いたら、

「毎日CNNやBBCのニュースをラジオで聞きながらシャドーイングをして、ホストマザーとして世界中から留学生を受け入れているうちに話せるようになっちゃった」

と言っていました。

BBC NEWS Youtube Channel

ロウソクをつくるのが趣味の、倹約家で料理上手なふつうのおばちゃんですが、いつも嬉しそうに僕や他の留学生の英語の話し合いに熱心に耳を傾けては会話に参加していました。

シャドーイングと継続で必ず英語は身につきます!

残念ながら日本語は英語とは一番かけ離れた言語とも言われていて、英語圏の人にとっても、日本語は難しい言語のひとつに入ります。

でも日本でも日本語ペラペラの外国人、いますよね。

その逆も取り組み方次第では、日本人の自分たちにもできます。

ぜひシャドーイングを始めてみてください^ ^

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