残念だけど、もうApple製品を買う日は訪れないかもしれない理由

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iPhone XS Maxの更新月を迎えている僕は、新型iPhoneの発表を待たずGoogle Pixelを契約しました。

iPhoneの買い替えは見送り。その理由と、そもそももうApple製品を買うことはないかもしれない…とさえ思い始めている話をします。

5G対応というくらいしかインパクトがあるメリットがない

格好良いCMやAppleイベントの動画で惑わされがちになり、

筆者もiPhoneの買い替えは見送るのを決めてからも、

なにかと関連記事を読んだり、海外のスペック比較動画を観たりしてしまっていますが…笑

結論、革新的な要素は特にないです。

もちろん性能はアップしてるわけですが、

新型が出る度のサプライズ度は低い。

iPhoneのカメラの1番の課題は暗いところで撮るときで、

それが大幅に改善されてるようですが、当然機種自体が高いですし…

5Gに対応したのは大きいですが、

そもそも5Gの恩恵を世の中が感じられるまでには数年かかるので、

今Appleさんが開発にお金を投じたからといって、

こちらが高い機種代を払って投資額を回収させてあげたいと思えるレベルではないです。

最先端が好きな人や、お金を叩いてでもブランドやデザインに価値を感じる人は、

買っでいいのかもしれません。

スタイルとブランドにお金を払わされている?

Appleの製品はそのブランド力が手伝って、他社の製品より少し高めの価格設定を続けてきました。

他社よりも信頼を勝ち取っている自信があるからこその強気の価格設定なのだと思いますし、

実際僕も多少高くても迷わずiPhoneを買っていました。

でも今はスタイリッシュさと、iPhoneをもつことのブランド力にお金を払っている気がしてなりません。(なぜそう思うようになったかは後述します)

スタイルを求めたメリットとデメリット

iPhoneのメリットでもあり、デメリットでもあるのが、その「スタイリッシュさ」。

洗練されたデザインで無駄がなく、使いやすいのに持ってるだけでテンションが上がるようなそんな存在でした。

「スタイリッシュ」であることを追求するのに資源が使われているので、機能面では他のスマホに劣ることも多いのがデメリットとしてあげられると思います。

僕はiPhoneの画面を割って取り替えたことはもう3〜4回あります。

防水機能がついたスマホも登場しているなか、iPhoneは防水になりません。(壊させて、取り換えるのにお金を取りたいのかなと思えてしまう…)

ブランド力の高さのメリット・デメリット

いまやAppleのブランド力は凄まじいものになっていますよね!

知名度が高く、世界の株式会社でトップの時価総額を誇っているわけですから、いかにブランド力が高く、人々に支持されてきたかが分かる証拠だと思います。

また、iPhoneに不具合が起きることはほぼなく、長く使っていても安定して機能してくれています。

その「安定した機能性」に加えてその「新しい価値を提供してくれる革新性」がAppleのブランド力を形成していたのだと思うのですが、

近年は「安定した機能性」は保たれているものの、少しスペックがアップデートされたiPhoneが毎年発売されるだけで、

イノベーティブではないと思っています。

知名度の高さだけが保たれ、価格競争をする必要がなく、価格が高止まりしてしまうのも消費者としてはデメリットでした。

Googleをよく使う人はGoogleが提供するスマホ、Pixelシリーズが便利

iPhoneをもつ誰もが感じたことがあるのではと思う不便点が、Googleのアプリを使いたくてもAppleのアプリがデフォルトになっており、変更できないことも多い点だと思います。

Google Chromeではなく、Safari。Google MapsではなくAppleの純正アプリ、マップといった具合です。

*2020年9月の最新アップデートで、デフォルト設定をApple以外のアプリに変更できるようになりました。

使用感はGoogleのアプリのほうが使いやすいものが多いと感じていますが、

AppleはなるべくユーザーにAppleのアプリを使わせようとしていますよね。

これは長年のストレスでした。

Appleのアプリの方がいいものはそのまま、Appleの純アプリでなくても、ユーザーにとって利便性が高いのであれば、カスタマイズできることが、

カスタマーエクスペリエンスを考えたら行き着くべきところだと思います。

Googleが自社開発して販売しているGoogle Pixelは、

言うまでもなくGoogleのアプリと連携が良いように作られているので、

その使いやすさに感動します…

(Pixel 4aの使用感は詳しく別記事で配信しようと思います)

簡単にGoogle Pixel 4aとiPhone両方を使ってみて思うことをまとめると:

Google Pixelのほうがいいと感じる点は:

  • Google Play Storeのほうが、App Storeよりアプリの種類が圧倒的に多い
  • ChromeやGoogle Mapsがデフォルトになっていて、使わないAppleのアプリを使わなくて済む
  • AIに関してもGoogle Assistantのほうが使う意義がある
  • Androidのスマホと連動するスマートスピーカーPixel Budsは翻訳機能が搭載されている
  • カメラのスペックは劣るが、ソフトウェアの編集力でiPhoneより綺麗な写真が簡単に撮れる
  • 指紋認証がスマホの裏に設置されていて、個人的にはFace IDより便利
スマホの裏に指紋認証があるのは個人的にはベストだと思います。
スマホを持った時点でロックが解除されているのでFace IDより早い。

逆にiPhoneの方が優れている点は今の所あまりなく、強いて言えば:

  • AirPodsのほうがPixel Budsより音質が良い(Pixel Budsは少ししゃかしゃかした音質で機械っぽい)
  • Face IDが使える
  • スマホの素材(見栄え)に高級感がある

現時点にはなりますが、Pixel 4aで使えてiPhoneでは使えないアプリはあっても、iPhoneにはあってPixel 4aで使えなくて困るものはありません。

同時期に発売されたものではありませんが、端末代はiPhone XS MaxはPixel 4aの2倍以上しました。

最近発売された同等のスペックで並べた場合、Pixel 4aとiPhone SEを比べることになり:

  • Pixel 4a: 42900円〜
  • iPhone SE: 44800円〜

と若干Pixel 4aのほうが安い…

性能が良くて価格も安い。

すでに最近はどちらかと言うとPixel 4aばかり使っています。

iPhoneも使い続ける理由はApple Watch

僕はiPhoneとPixelを両方所有することにしましたが、

2台持ちにしてiPhoneを残した理由はひとつ。

iPhoneの契約を切るとApple Watchが使えなくなるからです。

スマートウォッチに関してはApple Watchは一番良い働きをしてくれると思っています。

AirPodsとの連携も素晴らしく、

iPhoneをもたなくても電話に出れたり音楽やPodcastを聞けたり、思いついたことを音声入力で残せたりする機能は便利に使わせてもらっています。

ただ、Apple Watchにかわるようなスマートウォッチが発売されたとしたら、もうApple製品を買う理由はないかもしれません。

しばらく様子をみるために、新型iPhoneの12も契約することなく、端末代金を支払い終わるもう2年後までiPhone XS Maxを使い続けます。

Apple Watch 公式 HP

Apple信者になったきっかけが崩れてきている

僕は軽めではあるものの、「Apple信者」だったのではないかと思います。

職業柄Apple製品と相性がよかったこともありますが、

iPhone、iPad、Macbook Air、HomePod、AirPods、AppleWatchとAppleの製品買いまくりです。

僕が製品を使い始めたのは一通り他のブランドを使った後で、Apple製品を使い始めたきっかけは単純に「期待した仕事をしてくれるから」でした。

AquosPadというAndroidタブレットを買い、不具合が多いのに幻滅していたときに、

人生の大先輩の1人がApple製品ばかり使っているのを目にし、「Apple製品いいの?」

と聞いたら、

「What’s most important is that it does the job. Apple is up there in terms of that aspect」

(もっとも重要なことは、期待した仕事をちゃんとしてくれること。Appleはそのことに関してはトップだよ)

最近まではそれで本当にしっかり機能してくれるので、不満はありませんでした。

このままApple製品を使い続けるだろうとも思っていました。

18万のMacbook Airが購入時から不具合続き…

昨年のはじめに新型のMacbook Airを購入しました。

その旧型の10.5 inchのMacbook Airがすごく気に入っていたのですが、終売になってしまい、

価格のジャンプに悩みながらも購入しました。

蓋をあけてみれば、確かに画面は綺麗です。

でも機能は期待はずれです。

まず同じ作業をするにもiPhoneでするほうが早いことがあります。

また、キーボードが反応せず、入力ができない不具合がありました。

これは実際に他のユーザーからも寄せられている不具合ですが、

Appleとしては「店頭に持ち込んでもらえれば掃除します」くらいの対応しかできないそうです。

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システムのアップデートが重なり、Appleのカスタマーサポートで案内してもらった、デフォルトのキーボードの認識の設定を変更すると、入力自体に問題はなくなるようになりました。

しかし、いまだにパソコンを開いたらマウスパッドで指を動かしても反応せず、しばらくして

「キーボードがついていません。接続を確認してください」というようなポップアップが…

「いやいや、パソコンにキーボード備え付けだから、接続もくそもないわ!」と突っ込みどころ満載です。

週に2,3回はこういうことがあり、強制終了からの再起動をしています…

Apple Careは意味がある?

Apple CareはAppleのどの製品を買うかによって、

加入料金が異なります。

Macbook Airの場合、Apple Careに加入するには2万3800円かかります。

でもApple Careに加入したからといって、故障時に無償で対応してもらえるわけではありません。

少し前にMacbook Airのキーボードに水をこぼしてしまいました。

キーボード自体にはカバーがかかっているものの、マウスパッドから浸水していったと思われ、

すぐに逆さにしたり、水気をとったりと応急処置をしても、電源が入らなくなってしまいました。

結局、浸水によりMacのほとんどの部分が故障してしまい、取り替えざるをえなかったようです。

「Apple Careに加入しているので、3万7180円で修理が可能です。」

「えっ…高くね?!」という…(笑)

Macになにかあった時のためのApple Careに入って、実際の有事にはさらにお金を払う。

これには正直虚しさを感じました。

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まったく不具合もなく、いつもしっかり機能してくれていたひと昔前なら、

あまり気にならなかったかもしれません。

でも買ったときからずっと不具合に悩まされているパソコンに有事があって、

せっかく入った保証を使っても追加で4万円近く払わされ、

とうとう本当にMacに価値があるのかが疑問に思えてきたのでした。

同じ価格で高スペックデスクトップが買える…

Macを修理にだした時、水濡れの度合いがひどくなければ修理代は約1万円、ひどければ修理代は約4万円、あまりにも状態が酷い場合は保証できない可能性もあると聞かされて、

「またお金かかるのか?!」と少し憤りを感じていた僕は、これでApple以外のPCを検討しようと遂に思いました。

スタイリッシュさやブランド力を求めないのであればオススメPCはAppleではない意見が多かった

他社のPCのスペックや価格を調べに家電量販店に行くと、

いまのライフスタイルだと家にいることがほとんどなので、

デスクトップで検討したのですが、

Macbook Airの価格で、HPの高スペックデスクトップPCを大画面2枚付きで買えることがわかりました。

少し前までは世界中あっちこっちまわっていて、定住もしていなかったのでデスクトップという選択肢がありませんでした。

でも今は小樽に定住してあまり外に出ない生活にシフトしたので、ライフスタイルの変化とともにどんなパソコンをもつのかも選択肢が変化することに気づきました。

HPは動画編集、DELLはゲームパソコン

ビックカメラの店員さんによれば、

HPやDellはノートよりデスクトップに力を入れるようになり、

基本的にはHPは「動画編集くらいならさくさくできるレベルのデスクトップ」

Dellは「ゲームをさくさくできるレベルのデスクトップ」

に特化するようになったそうです。

特化しているので部品の大量購入が可能で、パソコンの一台あたりのコストを抑え、

安くパソコンを市場に出せるようになったそうです。

iMacを買おうとすると、安めのものにしても2倍近くの価格がかかります。

これを機に、「よし、次のパソコンはHPにしよう」と決心しました。

Chromebookも気になる…

少し気になるのはGoogleのノートパソコン、Chromebookです。

非常に安価にノートパソコンが手に入るメリットがあり、

Google関連のソフトウェアとの相性は非常によく、Googleのヘビーユーザーには嬉しいです。

ただGoogle独自のOSを搭載していて、

GoogleのOSでも対応しているアプリケーションしか使えないのがかなりのデメリットです。

パソコンのシェアをとれてくれば、開発側としてもGoogleのOSに対応させるようになってくると思うので、

時間が解決してくれると思いますが、

画像や動画編集も行う予定がある僕にはまだ「買い」ではなく、デスクトップと高スペックスマホがベストな選択肢かなと思っています。

PCすらいらないのかもしれない

そもそも論として、現代のスマホならかなりの仕事量をパソコンを使わずスマホで済ませられてしまうことにも気づきました。

少し前まではスマホはまだ機能面で心許なかったのですが、今のスマホなら性能の良いものさえおさえれば、Google Driveや動画編集も充分行えます。

僕はPCのタイピングが速いので長年パソコンで文字入力する派でしたが、スマホでできる音声入力の速さには勝てません。

これに気づいたのと、結局Macbook Airが修理されて返ってきたので、

パソコンの買い替えは見送りましたが、

次の購入パソコンはHPになりそうです。

Apple人気は今後も続く?

僕の母が住んでいるシリコンバレーではよく「Appleはもう終わりか」といった議論がされています。

実際「スティーブ・ジョブスが亡くなってから革新的な製品が出てきていない」という批判も多いのは日本の方もよく知っていると思います。

「しっかり求めていることが機能している」ならAppleの製品を高かろうが、多少のエラーがあろうが使い続けていたと思います。

でも「不具合はよく起こる、まともに保証もされない、買い替えも応じない」ーーー。

僕の母はAppleの本社のすぐ近くに住んでいて、母が経営していた日本食店にはAppleや日系のAppleの関連会社で勤める人もよく来ていました。

僕もお店を手伝う時、よくAppleの話を聞かせてもらっていました。

中身の部分も知れていたことが、僕が「Appleってすごい企業だ!」と思っていた理由のひとつでもあり、思い入れがすごくあった企業でもあります。

なので、やっぱり寂しい気持ちはあります。

でもすごく残念ですが、僕がApple製品を購入する日はもう来ないかもしれません。

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