【経験者が語る】接客業と英会話を極めていくのがおすすめな理由

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接客力と英語力は、これからの世の中を生き抜いていくうえですごく大事なスキルだと思います。

今日は欧米でいかに接客業が稼げる職種であるかと、なぜ日本人も英語だけでなく接客力も身につけたほうがいいと思うかについて書きました。

日本では接客業は過小評価されている

サービス業の賃金が総じて低いことやブラックになりやすい職種であることも手伝って、「自分の子供にサービス業に進んで欲しい!」と思う親は少数派だと思います。

公務員や銀行員、商社、IT企業などの高収入で安定した正社員として企業に勤めてほしいと思うものです。

でも実は、サービス業はメリットがたくさんあると筆者は感じています。

接客を極めれば、なかなかAIにも置き換えることができません。

接客業がなぜ有利だと思うかを深堀りしようと思います。

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世界のどこでも求められる仕事

接客業は世界中どこでも豊富に需要がある職種です。

日本人が外国に出た時に、まず職を得やすいのはどうしても飲食業になります。

英語がどれくらいできるかによってしまいますが、

収入がかなり高く、暮らしていくのには困りません。

キッチン側で働いてしまうとあまり上達しませんが、

接客側にたてばそこは理想的な英会話の練習場所になります。

英語が身についてくれば、自分が望む職種への就職の可能性も拡がってくるので、

良いステップアップにも活用できます。

安定とは?

よく正社員は安定していると言われますが、

筆者は半分ほどしか同意しません。

大企業でも簡単に潰れてしまう世の中ですし、

5GやIoTの到来でいまは日本を代表するような企業であったとしても、

世の中のニーズに合わない企業へと脱落してしまう可能性は大いにあります。

また、「なにが安定なのか?」を考えた時に、

世界のどこでも働ける人材になっておくのが一番安全だと思っています。

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日本はとても美しく住みやすい国であるとともに、

残念ながら災害が多い国でもあります。

大地震や大津波に見舞われて日本に住めなくなる確率だってないわけではありません。

借金超大国でもあり、今の日本の価値が保たれるかもわかりません。

これらの要因が派生して万が一日本に住めなくなった時に、

国際人材になれていれば、どこかの国で人生をしっかり作っていけます。

その最悪なシナリオも想定したうえで日々を生きられるかが、

有事の自分の人生を左右します。

接客業は欧米では高収入

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話題を接客業に戻しましょう。

日本では接客業の賃金は決して高くありませんが、欧米では一味違います。

最も「専門的なスキルが必要なく、高い収入を得られる代表的な職種」です。

母が経営していたシリコンバレーの日本食居酒屋では、アルバイトの時給は1200円ほど+チップが1日1万円ほど払えていました。

夜の5時間しか営業していなかったので、7200円+10000円で17200円。

時給3440円ですね。

初めて店を手伝ったとき、5日ほどしか働いていないのに10万ほどアルバイト代を渡されて、「計算間違えた?」と思ったくらいです(笑)

もちろんアルバイトですから、

昼間はなにをしても構わないので、

フルタイムで働く人もいれば、ランチ営業している飲食店で掛け持ちする人もいました。

ランチは営業時間が短いこともありチップの金額が下がるので、チップが3000円だとしても、

3600円 +3000円で6600円。

掛け持ちをして20日働けば、34万4000円+13万2000円=47万6000円…

10日働くだけでも22-3万円を超えます…

10日で日本の新卒の正社員より稼げてしまいますね!

もらえるチップの金額は「繁盛店かと客単価」で変わる

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注意点を挙げておくと、繁盛していない店だとチップの金額は落ちることです。

日本食やは総じて人気があり、客が入ります。

お酒を出している店だと客単価が上がり、基本的にはチップは会計の15%が基本なので、客単価が良い店で働くのがミソです。

母の店は居酒屋なので、当然お酒を飲む人は多かったのと、

それなりに流行っていたので5時間で3回転する日もよくありました。

従業員からしたら、もらえるチップ額は良い方だったようです。

人気のない店なら、5時間働いてチップが1000円ほどのこともありますし、

僕が働いていたカナダの高級日本料理店のホールスタッフは、

一晩で5万円、多くて8万円のチップを稼ぐ人たちばかりでした。

サーバーになるまでにステップがありますが、

一度なれれば年収1000万ほどを稼いでしまいます。

20代、30代ばかりで、頑張って稼いで不動産を取得し、

セミリタイアしてしまう人もいれば、

高額の収入を大学院や専門学校の資金に充てて、

自分にしかできない仕事を育てる人が多かったです。

再現性は高め

ワーキングホリデーや留学で欧米国に入国し、

日本食店で働き、スポンサービザを得て働く人によく会いました。

アメリカではハードルが上がってしまいますが、カナダやオーストラリアなら一定期間働けば永住権への道も開けています。

僕が働いていたカナダの店のサーバーをしている日本人は2人いて、

1人はカナダで結婚したので永住するパターン。

もう1人は英語の先生になりたくてカナダに留学し、バイトを始めた店で3−4年でサーバーになったそうです。

筆者が働いていたカナダのレストラン Miku 公式ページ

皿洗い→バスボーイ(お皿を下げるひと)→フードラン(料理を運ぶ人)→エキスポ(オーダーを管理する人)→サーバー(接客の全体を司る顔)というステップが長いですが、頑張る価値はあります。

日本人サーバー2人とも、特別な才能があったわけでも、日本で良い大学に通っていたわけでもないと言っていました。

継続しているうちにステップアップしたという感じです。

他にも酒蔵のルーツを活かして酒スペシャリストとして活躍する日本人も在籍していました。

週2-3日働いて、みんなバンクーバーの一等地に住める収入を得ているので、夢があるのではと思います。

接客を極めれば、他の国でもビザがおりやすくなりますし、

インバウンド向けに接客ができる付加価値のある人材として、日本に帰ってきて活躍する道もありますね!

プライドはもつべきか?

僕の父はある程度は僕に対して「好きに生きればいい」というスタンスをとっていましたが、

接客業に関しては「奉仕する」立場なので、どうしても相手が上で自分が下の立場になる仕事だと考えていました。

ある意味間違ってはいませんよね。

上から目線で偉そうに接客してくる店に行きたいと思う客はあまりいません。

自分自身に対する尊厳や誇りを守りたいという意識が強いのと、

エリートの職に一度ついてしまうとなかなか接客業に就こうとは思えない人が多いようです。

でもプライドは別に捨てていいと僕は思います。

もし本業がピンチになった時、「やばい!」と早く気づいて日銭稼ぎだとしてもどんな仕事でもできる生き方ができる人は格好いいと僕は思います。

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和民時代のバイトのおじさん

僕が学生のとき、居酒屋チェーンの和民でバイトをしていました。

夜になると、中華料理経験を活かして厨房にバイトしにくるおっちゃんがいたのですが、

昼間は会社員です。

「お金ないねん〜。でもここで働かせてもらうと若い頃を思い出して好きなんよな〜」と言いながらフライパンを振りに来るおっちゃんを、

正直いたい人だと思っている他の若者バイトたちは多かったですが、

今思えば、自分をさらけ出せる、かっこういいおっちゃんだったんだなーと思い出すことがあります。

一方で、一生するものでもない

一方で、「接客業は一生するものでもない」と僕は思っています。

一時期僕の夢は料理人になることでしたが、腰を痛めて早々と諦めました。

勤務時間にも無理があり、身体を壊す確率が高いのは否めません。

なるべく歳を重ねるごとに店のオーナー側にまわるか、

不労収入を得ながら趣味的に接客業もやるくらいの生活をつくるのが得策です。

不労収入を徐々につくる

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僕の母親はアメリカで飲食店を共同経営しましたが、想像以上に大変でした。

月に出ていくものすごい経費の額や従業員の管理、顧客への対応など、閉店する直前は本当に辛かったようです。

利益が出た状態で事業を売却できたからいいですが、たくさんの負債が残りやすいのも飲食店経営の怖いところです。

月々の働いたお金で生活し、老後は年金に頼るだけではなく、

しっかりとなにもしなくてもお金が入ってくる不労収入の仕組みは、

コツコツと、長い年月をかけて構築しておく方がいいのは言うまでもありません。

そのうえでどうしても接客業が好きなら無理のない範囲で続ければいいですし、

その経験を活かして接客業の人材育成や管理業務に移るなど、職種を変えていくのが良いと思います。

接客業は営業力

接客業を愚直にしていれば、どんな仕事にも活かせる仕事力がつきます。

メニューのオススメも、飲食中のちょっとした気配りも、自分の営業力を磨くのに最適です。

相手のニーズを汲み取り、おいしいものを提供して、心地よい接客でもてなすスキルは、

「おいしいもの」が「会社の商品」に置き換わるだけです。

英語力と接客力を身につけよう

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僕がまだ大学生だったとしても、

言語力と接客力の強化はすると思います。

ただお金が稼げるからという理由で接客業をするのではなく、

少しプラスアルファの目的意識をしながら接客や言語能力を磨くことで、

世界のどこでも生きていける人材に成長できると思います。

接客について他にも書きました!

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