このウェブサイトは自分らしく、好きなことや得意なことを仕事にしながらストレスフリーな人生を送るサポートをすることを目的にしています。

前回はそのステップ1として好きなことや得意なことを見つける方法について話しました。
次のステップは自分の好きなことや得意なことが今の仕事に関連づけられているかを見極める必要があります。
今日はそのことについて具体的に見ていこうと思います。
「好きなこと」かそれを「叶えるスキルが身につく」ならOK!
好きなことが分かったら、今の自分の仕事と比較してみましょう。
まず今の仕事が好きなことなら、それはラッキー!
ぜひ続けていきましょう。
きっと好きなことを仕事にできていたら、多少オーバーワーク気味だったり給料が低かったりしても充実感を得られているのでは?
ゆっくりでOK。日々前進していることがすごく大事です。

もし、好きなことではない場合、
「好きなことを仕事にするために役立つスキル」がその仕事で養われそうですか?
もし両方とも当てはまらなければ、転職をおすすめします。
スキルを伸ばし、好きな仕事に役立てられそう?
ここでの注意ポイントは、「いま自分が就いている仕事は、「自分の得意なこと」になっていく可能性があることを忘れない」ことです。
会社もバカではありません。あなたに適性があるからいまの仕事を任せている可能性が高いです。
もし就いている仕事に自分が適性があって、好きなことを仕事にするときに役立つかもしれないなら、
しばらく辛抱して続け、経験を積むことでスキルを磨く時間にするのも手ですよね!
どうすればユニークな人材になれるかを考えよう
あまりオススメではないパターンは、「給料が高いから」「楽だから」といった理由で仕事を続けてしまうことです。
今後、世の中は競争が激しくなる一方です。
人工知能やロボットもとてつもないスピードで進化しています。
「好きでもない」「得意でもない」仕事などしていたら、その仕事はより有能な人材や人工知能に置き換えられてしまうでしょう。

この辺は危機感が必要で、熟考しましょう。
今後は「あなたにしかできない仕事」=個がすごく大切な時代に突入します。
「どうやったらオンリーワンになれるかな?」と考える癖をつけると、時代の波にのまれずに生きていけます。
一時的に「お金のために働く」のはOK!
もちろん、お金はすごく大切で目的があるならそれを達成するための資金は稼ぐ必要がありますよね!
「留学したい!」「やりたいことのためにお金貯めたい!」「家族を支えないといけない!」など、
特別な理由があるのなら大いに結構!
しっかり目的をもって取り組むなら、必ずその経験は無駄にならないはずです。
重要!副業・複業がOKな仕事に就くことがおすすめです
もうひとつ言っておきたいことがあって、
これから仕事を選ぶとき、副業・複業がOKである会社を選んだ方が絶対いいです。
特に就活をしている人はぜひそうしてほしい。
というのも、
それはその会社が時代の流れに柔軟である裏付けになります。
また、自分にとっても副業・複業ができると実は暮らしがものすごく楽になります。
自分の身は自分で守る時代
企業は結果を生み出さない人間に高待遇を与えられなくなってきます。
世界で競争が激化していることが大きな要因で生き残るのが難しくなってきているからです。
それを察知できているなら、社員に副業・複業をできる選択肢を与えたほうが賢明です。
副業・複業でついたスキルや人脈がその会社にとって役立つ可能性だってあります。
アライアンスという働き方の台頭
僕が衝撃を受けた本を紹介させてください。
世界最大級のビジネス特化型SNSサービスを展開するLinkedIn(リンクトイン)の創業者のリード・ホフマンの著書「Alliance 人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用」です。
衝撃ポイントはこれからは、プロジェクトベースの雇用が生まれるというものです。
プロジェクトとそれが終わるまでの期間の契約を結び、終了とともに別のプロジェクト契約を行う。
プロジェクトに参加できるような人材になるためには、なにかの分野に長けているスペシャリストか、それをまとめられるリーダー的なジェネラリストのどちらかでなくてはいけません。
プロジェクトごとに経験を積むことによって自分のプロフィールに磨きがかかり、次のプロジェクトの声がかかりやすくなります。
同じ顔ぶれではなく、プロジェクト単位でチームが変わることも、人脈作りや自分のスキルのブーストに役立ちます。
日本でこの考え方や働き方がすぐに定着していくのは難しいかもしれませんが、念頭においておいたほうが自分に柔軟性が生まれます。
日本でも正社員のシステムは崩れてきている
KDDIが初任給を撤廃し、成果で給与を決めると発表しましたが、それは正社員のシステムが崩れ始めている裏付けになっていると思います。
結果を出した分だけ評価され、給与に反映される=出来高のシステムが導入されるわけですね。
結果を出せない人は確実に会社にいづらくなるでしょう。
成績が悪いことが人事評価に影響し、正社員の待遇を与えることが見直される動きが強まっても不思議ではありません。

そもそも、外国では日本の正社員のようなシステムは存在しません。
パートタイムとフルタイムがあり、働いている時間数の違い…と言えばいいのでしょうか。
待遇のよさはその人の会社への貢献度で決まり、バラバラが当たり前です。
今回のKDDIの取り決めは、少し世界の流れに近づいたと思います。
正社員はとにかくコストがかかる
企業にとっていえば、正社員は莫大なコストがかかっています。
でも給与は基本的に上げなければいけないですよね。
社会保険も半分負担しなければならず、年々上がり続けています。
うつ病やパワハラ、モラハラなど、企業はこれらにうまく対応していかなければいけない圧力がかかっています。
この莫大なコストに見合った生産性を社員に提供してもらえているかというと、実はかなり微妙です。
仕事を外注してしまえば、ボーナスも社会保険料の負担もありません。
多少単価が上がっても、双方の取り決めを守り、ドライな関係を保てます。
実は働く側にもメリットが…
働き手からしても、副業・複業はメリットがあります。
正社員でいると様々な手続きを会社が行ってくれますが、所得税、住民税…
とどれだけ税金とるんや!って思う人も少なくないでしょう。

自分の事業で利益がでれば、収入が増えるとともに、自分のスキル、信頼もアップしますよね。
事業で赤字だったとしても、会社員の給与と合算して自分で確定申告をすることで、会社員の給与から出ていってしまった源泉徴収額が一部もしくは全額還付されます。
翌年の住民税、社会保険料なども下がります。
「リスクが高い」だったり、「自分の事業なんて複雑で大変」というイメージが先行しているだけで、実はメリットが大きいのです。
(これについては起業のステップで詳しめに解説します)
それでも行動できない?リスクをとらないのが実は最大のリスク
ここまで聞いて、「自分にはそこまではできない…」「いや、生活があるから安定で…」と思った人もいるかもしれません。
よく会社の経営者が「変化していかないと退化する」といったことを言いますよね。
この先、毎日まったく同じ日々が流れ続けるなら今までの正社員の働き方でOKです。
でも以前はきちんと給与が上がっていましたし、皆が年金がしっかり老後を支えてくれるという信頼をもっていたから、正社員で働くのが人気でした。
でも今は給与はそんなに上がりません。年金の支給額も下がりました。現状維持だと、暗い未来が待っているんです。
まずは正社員でスタートすることはOK。でも自分らしく働いて生きていくとはどういったものなのかを設定して、
正社員で働きながら食いつなぎつつ、
少しずつ世の中の変化があっても順応できる人になっておかなければ後が大変です。
その達成に一番簡単なツールは投資、次に起業です。
次回以降、解説していきます!
次回はステップ3:投資と開業
投資と開業しないほうがいい人は正直1人もいません。
その理由を解説するとともに、投資をしたほうがいい理由についても話します!