「自分らしく働く」を必死に考えた結果1日4時間労働に行き着いた話

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コロナで働き方が大きく変化していますが、どういった働き方が時代に合っているのでしょうか。

これからの働き方を吟味した結果、労働時間を減らしことに決めた話をします。

ヨーロッパを中心に進む短時間労働

日本と並ぶ経済大国のドイツは労働生産性では日本大幅に上回っています。ドイツの平均的な1日当たりの労働時間は5.6時間しかなく、日本の平均8.9時間より3時間以上短いのが現状です。

国内でも日本マイクロソフトが週休3日制のトライアルを実施したり、Indeedでは世界中の祭日が日本でも祭日になり週休2日+祭日+海外支店の祭日も休めます。

生産性が高くて収益を確保できている企業なら、外資を中心に日本でも労働時間を短くすることに取り組んでいる企業も存在します。

この記事を書こうと思ったきっかけは『仕事の「生産性」はドイツ人に学べ』を読んだからです。

仕事の生産性は長く働けば得られるものではなく、働いているときにいかに集中できているかが鍵です。

オフの時にはきちんとリフレッシュをし、自分の時間も大事にすることで仕事にメリハリができて、安定して高いパフォーマンスを発揮できるのだと思います。

夏と冬以外は有給休暇のニセコのレストラン

世界有数のスノーリゾートに成長したニセコの羊蹄山

初めて北海道のスノーリゾートのニセコに来た時、冬にシーズンスタッフとしてレストランで雇ってもらったことがあります。

この店のキッチンは全員社員で、ホールはニセコの雪を求めて働きにきた外国人ばかり。

お客さんも冬は9割以上が外国人なので、日本では珍しい国際的なお店です。

ここの社員さんは冬の12~3月の4ヶ月と、夏の7-8月の2ヶ月以外はがっつりと働く代わりに残りの半年は有給休暇なのだそうです。

有給休暇中、遊びに行ってもいいですし、別のレストランで働いて自分の腕を磨くのもありです。

有給休暇中に他で働けば、ダブルインカムになるので給与が倍近くになり、貯金もしやすいそうです。

冬が始まる前の11月頃から、自分の担当の仕込みを割り当てられ、12月の繁忙期に向けて準備を始めるそうです。

自由度が高く、のんびり準備したい人や、ぎりぎりまで休んで一気に取り組む人もいるそうです。

柔軟で自分たちに合った労働スタイルを確立したい

ここの働き方を知って、「いいなー」と思ったのを昨日のことのように覚えています。

僕は週7で働いてたくさん稼いでしまって、長い休みをとるのが好きです。

このレストランは夏もそれなりにはお客さんが入るため、冬、夏営業ですが、

他の小さなお店は冬に一年分稼いでしまって、残りの季節は別の地域で営業したり、ゆっくり旅や休暇を楽しむ方々も多いそうです。

僕が育ったサンフランシスコではそういったライフスタイルはよくありますが、

日本でもそういう働き方を選べる場所があるのは嬉しい驚きでした。

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6時間勤務なら午前と午後3時間ずつでいい

当たり前の話ですけど、

一般的には午前9時に始業し3時間働き、

昼に休憩1時間をとって、

午後に5時間働く人が多いと思います。

でも午後きつくないですか?

眠かったり、集中できないからと15時頃に「3時のおやつ!」とだらだらにつながったり。

僕は短い会社員時代しか経験していませんが、終業ラスト1時間は10秒に1回時計を見上げなからそわそわしている人もいました(笑)

「どのみち仕事していないんだし、緊急な仕事がないからそうできるわけだし、帰ったらいいじゃん!」といつも思っていました。

午前も午後も3時間ずつ働くくらいなら、ぶっ通しで頑張りやすいと思います。

メリハリ命です。

1日4時間労働を目指したい

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実は1日6時間ではなく、4時間労働を目指したいと思っています。

内訳は2時間が緊急な仕事。

つまり、メール返信やその日やらなければいけない事務的な処理です。

もう2時間は緊急ではないけど今後の事業展開に重要なこと。

少し未来が楽になったり、利益につながったりするための種まきです。

事務的な処理が済んだら、ワクワクすることをやる!

最低限やらなければいけない事務作業が終わったら、残りの時間はわくわくする仕事をするようにしています。

僕の場合は旅行やグルメ、アウトドアが「好きなこと」なので、車中泊旅にでかけておいしい物を食べ、登山をしています。

これだけだと趣味ですが、これらの体験を撮影し、ブログやVlogとしてコンテンツにし、youtubeにあげて広告収入を得られればそれは立派な事業。

好きなことを仕事にするために、これらの魅力や体験談を伝えて視聴者に貢献する方法をとりました。

今が人生で一番勉強していると思う

好きなことを仕事にするには、その分野で目立って顧客に支持してもらわないといけません。

やっぱりそのためにはハードワークするしかないと思っています。

視聴者にとって魅力的に感じやすいスポットをリサーチしたり、撮影スキルや執筆スキル、編集スキルなども身につけないといけません。

家にどんどん本が積み重なっていっています…

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これらの勉強は、仕事でなくてもしたいものと、そうでないものとが混在していて、

やっぱり「好きなことを仕事に盛り込む」にはやはり努力や苦労は伴うということですよね。

例えば、僕は決して写真を撮るのが好きなわけではありません。

SNSへの投稿なんて面倒臭くて仕方がないですし、自分のリア充を見せびらかそうとも一切思いません。

でも事業としてするからには、カメラの勉強は必須だと思い、勉強をしています。

良い写真を撮らないといけないからといって、一眼レフやミラーレスを買って持ち歩くのは嫌なので、

「スマホでいかにいけてる写真を撮るか」を日々試行錯誤しています。

一通りできるようになってしまえば、自分は得意なことだけに集中してカメラ関連は外注すると思います。

でも一通りカメラの知識をインプットしないと、自分がどういう仕事を求めているかをカメラマンの方々に説明できませんからね!

「晴れてる日しか撮影できない…」からフレックス労働に

フレックス労働にも注力したいと思っています。

というのも、現在「北海道の魅力を伝える」仕事をしていますが、

魅力を伝えるには写真や動画で伝えるのが効果的です。

でも北海道の景色を撮影するなら、天気で魅力に雲泥の差がついてしまいます。

天気もコロコロ変わるので、早朝に起きた時にその日が天気が良さそうであれば撮影の日にできるよう、

なるべくフレキシビリティをもたせた働き方を心がけています。

車を移動するオフィス化しているので、急な連絡があったりパソコン作業が必要になったりしたら

車で行います。

もはやパソコンでしかできない作業がかなり限られてきていて、スマホでできますけどね!

良い経営とはなんだろう?

良い経営とはなんなのか…

それもいつも考えていることのひとつです。

事業を無理なく持続させるためには、一番大きい支出になり得る人件費を極力おさえ、

1人でできることはなるべく1人で解決。

でもやっぱり1人じゃどうしてもできなかったり、

自分が不得意だったりする要素に関しては人の力を借りる。

その協力してくれる人が「働きやすいな」とか「一緒に働き続けたいな」と思いながら仕事してくれたら、

生産性に直結すると思うんです。

気持ちよく働いたほうが生産性は上がりますし、良い環境を用意できる経営者がいれば一緒に働いている人たちは自分にできる範囲内で最大限の努力をしてくれます。

その結果として良いサービスがつくれて、社会のためにもなれば最高だと思いますね。

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経営者は暇であれ

日本の経営者は忙しすぎです。

以前に検討してもらっている事の進捗チェックしたところ、

今どれだけ緊急な仕事に追われていて検討できないのかの並べた長文の返信がきました。

「自分が忙しいアピールをする返信をつくる時間で「検討している内容の結論を出せたのでは?」と思いつつ、

でも余裕がない時には思考が停止するのは僕にも経験があるので、時間を置くことにしました。

結局進捗が進んだのは半年後。

僕がお願いしていた検討内容が緊急でかつ重要なことに入れなかった僕の責任もありますが、

日本の経営者や上に立つ人全般は近くの人を信頼して任せられない人が多いです。

自分でなくてもできる仕事も自分でやろうとするんですね。

そのため、意思決定さえしてしまえば勝手に進んでいく仕事を遅らせる結果を招いていることがあります。

スタバのサービスの質が安定して高い理由

日本で爆発的な人気を得たスタバに行ったことがない人はあまりいないのではと思います。

スタバの店舗はほとんどが正社員は1-2人しかおらず、

店長のような役割をできるアルバイトが何人も存在します。

そのアルバイトたちがシフトに組めなかったり、

人が不足するときには正社員が穴埋めをします。

店長の役割ができるバイトも現場にいると言うより、パソコンに向かいながら発注をしたり、

新しいマニュアルを読み込んだり。

皿洗いやゴミ集めなど、いつでも中断できる業務をしています。

忙しくなった時、すぐにそこにピンポイントでフォローできるようになっていて、

他店と比べて混雑時にもスタバの商品が出てくるのが比較的スムーズなのは「忙しいときに上に立つ人の手を空けているから」という部分が大きいです。

マネージャーや経営陣の仕事は、「どうすればスムーズに最大限の質のサービスを安定的に提供できるか」を考えることで、

必要時には現場で一緒に汗を流しますが、それがメインであるべきではない。

「他の仲間たちそれぞれが働きやすい環境をつくる仕組みづくりをすること」がメインの仕事でなくてはいけません。

「できるかできないか」よりも「どうしたらできるか」

僕たちは今、コロナをきっかけにさまざまな転換を強いられています。

変化にはストレスも伴いますが、避けて通ることは後にさらなるストレス要因になるだけです。

どうせ適応しないといけないなら、この際自分に合った働き方を徹底的に考えて、その方向に進んでみるのをオススメします。

理想をまずは決めて、できない理由をならべるのではなく、「どうしたらその働き方が達成できるだろう?」と知恵を絞れば、少しずつ少しずつ、その理想に近づいていけると思います。

できない理由を並べるひとは従来の働き方が向いている

こういう話をすると必ず否定する人がいますが、そういう人は今までの働き方が向いてるのかもしれません。

僕は読者に無理強いしようとはまったく思わないので怖くても変化した方が良いと思った人だけ行動したらいいと思います。

無理して変わる必要はないと思います。

「でも…〇〇」「〇〇○のリスクが…」と思い浮かんでしまう人はあまり考えすぎない方が病まずに済むかもしれません。

なるほど!そういうふうに考えればいいんだ!と感じる人は経営者やベンチャー向き

ウィズコロナで生きる中、僕たちは働き方の転換を強いられています。

逆に、「なるほどー。そういうふうに考えたのはおもしろいですね!」と思えた人は、自分のことに置き換えて考えてみたら今より自分に合った働き方が探せるかもしれません。

僕もニセコで半年がっつり働いて、半年がっつり休むスタイルを目の当たりにしたとき、

「こんな働き方があるんだ…北海道いいな」と感動しました。

それがずっと頭の隅にあり、改良を重ねた結果今の働き方を実践していて、

今後さらに自分や自分と一緒に働いてくれている人たちの働き方を進化させていくと思います。